家の傾きは直せる — 沈下修正という工事

「ドアが勝手に開いてしまう」「ビー玉を置くところんと転がる」——そんな現象に心当たりはありませんか。それは、家が少しずつ傾いているサインかもしれません。地盤沈下による家の傾きは、内装をいくらきれいにしても根本は直りません。けれど、建物を持ち上げて水平に戻す「沈下修正」という工事があります。実際に手がけてきた立場から、その中身をお伝えします。
家が傾くと、何が起きるか
家の傾きは、見た目だけの問題ではありません。建具が合わなくなる、壁にひびが入る、といった不具合に加え、わずかな傾きでも、住む人がめまいや頭痛など体調の不調を感じることが知られています。地盤がやわらかい土地や、盛り土の上に建つ家は、年月とともに不同沈下(部分的に沈むこと)が起きやすい傾向があります。気になるサインがあれば、まずは傾きの程度を測るところからです。
沈下修正の方法
沈下修正にはいくつかの工法があります。床下にジャッキを入れて建物を持ち上げる方法、基礎の下に薬液や鋼管を入れて支える方法など、地盤の状態や沈下の度合いによって選びます。共通するのは、建物全体の水平を確かめながら、少しずつ慎重に持ち上げていくこと。曳家と同じ「家を持ち上げる」技術の応用で、段取りと現場の見極めがものを言います。
早めに見てもらうことが大切
傾きは、放っておくとさらに進むことがあります。早い段階で気づいて手を打てば、工事の規模も費用も抑えられることが多いものです。「気のせいかも」と思っても、ドアの開き方や床の感じに違和感があれば、一度測ってみる価値はあります。新築のときに地盤をしっかり見ておくことも、将来の傾きを防ぐ大事な備えになります。
ふじみ野市の吉野工務店では、沈下修正・不陸調整・曳家といった専門工事を承っています。家の傾きが気になる方は、まずは現場を見て傾きを測るところからご相談ください。お気軽にお問い合わせを。
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